今回、中国に行って驚いたのは…
香囊を多く見かけたこと。
多くの漢方薬局では
店頭で香囊を売り
香囊作りも開催していました。
薬局だけでなく
専門のショップまでありました!
香囊ブーム??なのかと思うほど。。
体質にあった生薬を粉にして
内袋に詰めて
きれいな外袋に入れる。
私も毎年、香囊を作って部屋に置いています。
たまに、持ち歩いています。
香囊はとても良いと思うので
このブログでも
何度か紹介もしていましたので
こんなに気軽に体験できるようになっていて
うれしいです!
参考までに
「人民網」さまより
香囊又叫“香包”“容臭”“香袋”等,用材丰富,有金累丝、银累丝等,一般系在裙带、衣带上面,或系在胸前、怀中。香囊是随身之物,被赋予特殊的意义。时至今日,在全国多地仍有佩戴香囊的习俗。用彩色丝线在彩绸上绣制出各种图案纹饰,缝制成形状各异、大小不等的小绣囊,内装多种芳香开窍的中草药、干花或香料,以求驱虫、避邪、安眠、保平安、传达思念等。
中药香囊源自中医里的“衣冠疗法”。所谓衣冠疗法,是利用穿着的衣帽、鞋袜或饰物将药物佩戴在身上,通过呼吸道或皮肤吸收而发挥其防病治病作用,是一种古老的中医外治方法。放置汽车上,有助于司机消除疲劳、提神醒脑、清神明目;放置在饭厅或客厅,可促进消化腺活力,增强食欲;若在香囊中加入安神镇静的中草药,放置在卧室内,有安眠之功;放在衣柜内,可以用来辟邪驱虫、净化空气。
春季是各种呼吸道传染病好发季节,采用藿香、艾叶、肉桂、山柰、苍术等药物碾碎成药粉,制成具有芳香辟秽解毒之功效的防感香囊,将其佩戴在身上,能预防感冒、湿疹等春季流行病。此香囊特别适合给小儿佩戴,因为小儿肌肤娇嫩,脏气清灵,药物易透达,只要使用得当,就能取得药轻效捷的效果。
夏季天气潮湿闷热,蚊虫滋生传播疾病,带来很多烦恼。此时,可采用艾叶、菖蒲、艾草、白芷、苍术、陈皮、丁香等十来味纯中药配方,制成具有驱蚊虫、杀菌、安神作用的驱蚊香囊,由于这些中药都属于芳香药物,它们含有挥发油,驱蚊效果非常明显。
秋天对应于肺,悲易伤于肺,肺气不宣畅也会影响情绪,形成悲秋情怀。秋季时,可制作桂花、玫瑰花、茉莉花、菊花等干花香囊,可以通过香囊的香气,帮助松弛神经、舒缓焦虑、消除疲劳、缓解压力。
冬季昼夜温差大、干燥多风。不妨用辛夷、薄荷、苍耳子三味中药混合研成粗末,用纱布包好装入香囊内,辛夷、苍耳子皆为辛温之品,薄荷清利咽喉,白天佩戴,晚上放在枕边,十分适合患有慢性鼻炎、上颌窦炎、过敏性鼻炎等的人群使用。除此之外,对于脾胃虚弱的胃炎患者,可用丁香、高良姜、小茴香、白芷、花椒等制成香囊,放置在中脘穴处。
中药香囊的适用人群很广,除了孕妇和对中药材、干花过敏者,其余的均可佩戴。使用香囊时要注意防水、防潮,若直接接触皮肤出现红疹、瘙痒等现象,可取下香囊,将其挂于室内空气流通处。
香囊は「香包」「容臭」「香袋」などとも呼ばれ、金細工や銀細工など多様な素材で制作される。通常は腰帯や衣帯に結ばれ、あるいは胸元や懐に身につけられる。香囊は身に着ける品として特別な意味を帯びてきた。今日に至るまで、全国各地で香囊を身につける習慣が残っている。彩色絹糸で彩綢に様々な文様を刺繍し、大小様々な形の小さな刺繍袋に仕立て、芳香性のある開竅作用を持つ漢方薬、ドライフラワー、香料などを詰め、虫除け、邪気払い、安眠、平安祈願、想いを伝えるなどの効果を期待する。
漢方香袋は中医における「衣冠療法」に由来する。衣冠療法とは、着用する衣類・帽子・靴下・装飾品に薬を装着し、呼吸器や皮膚から吸収させることで疾病予防・治療効果を発揮させる、古代から伝わる中医の外治法である。車内に置けば、運転手の疲労回復、気分転換、精神の明晰化に効果的。食堂や居間に置けば、消化腺の活性化と食欲増進を促進。鎮静作用のある漢方薬を配合した香袋を寝室に置けば安眠効果があり、クローゼット内なら邪気払いや虫除け、空気浄化に役立つ。
春は各種呼吸器感染症が流行しやすい季節である。藿香、艾葉、肉桂、山柰、蒼朮などの薬草を粉末にし、芳香で穢れを払い解毒する効果を持つ防感香袋(ぼうかんこうほう)を作り、身につけることで風邪や湿疹などの春の流行病を予防できる。この香袋は特に小児の着用に適している。小児の肌は繊細で臓気が清らかであり、薬効が浸透しやすいため、適切に使用すれば軽くて効果的な結果を得られる。
夏季は蒸し暑く湿気が多く、蚊や虫が繁殖して病気を媒介し、多くの悩みをもたらす。この時期には、艾叶、菖蒲、艾草、白芷、苍术、陈皮、丁香など十数種類の純漢方薬を配合し、蚊除け・殺菌・精神安定作用のある蚊除け香袋を作る。これらの漢方薬はすべて芳香性薬物であり、揮発性油分を含んでいるため、蚊除け効果が非常に顕著である。
秋は肺に対応し、悲しみが肺を傷めやすい季節です。肺気が滞ると情緒にも影響し、秋の悲しみを誘発します。秋には、桂花、玫瑰花、茉莉花、菊花などのドライフラワー香袋を作りましょう。香袋の香りによって神経をリラックスさせ、不安を和らげ、疲労を解消し、ストレスを軽減することができます。
冬季は昼夜の温度差が大きく、乾燥して風が強い。辛夷、薄荷、蒼耳子の三種類の漢方薬を混ぜて粗く砕き、ガーゼで包んで香袋に入れるとよい。辛夷と蒼耳子はともに辛味で温性の薬材であり、薄荷は喉を清涼に利する。昼間は身につけ、夜は枕元に置くと、慢性鼻炎、上顎洞炎、アレルギー性鼻炎などに悩む人に非常に適している。さらに、脾胃虚弱の胃炎患者には、丁子、高良姜、小茴香、白芷、花椒などを用いた香袋を中脘穴に置く方法があります。
漢方香袋の使用対象は非常に広く、妊婦や漢方薬・乾燥花にアレルギーのある方を除き、ほぼ全ての方が着用可能です。使用時は防水・防湿に注意し、肌に直接触れて発疹やかゆみが出た場合は香袋を外し、室内の風通しの良い場所に吊るしてください。
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「周口市中医院」さまより
医史典籍记载中药香囊有防疫治病、祛秽保健作用,《神农本草经百种录》记:“香者气之正,正气盛则自能除邪辟秽也”。华佗将白芷、佩兰、丁香、檀香等装入香囊悬挂于屋内,用来治疗肺痨、吐泻等疾病;孙思邈制作绎囊能“避疫气,令人不染”,法如“右七味末之,以蜜蜡和为丸如弹子大,绛袋盛系臂,男左女右,及悬屋四角,晦望夜半,中庭烧一丸”;李时珍制作辰砂囊,用辰砂装囊,戴身及髻中,治疗不寐。《本草纲目拾遗》中有附载的曹府特制的藏香方,《理瀹骈文》也收载了辟瘟囊、七宝如意丹绛囊、抗痨丸佩囊等。
医史典籍には、漢方薬の香袋に防疫・疾病治療、穢れ払い・健康増進の作用があると記されている。『神農本草経百種録』には「香は気の正なるもの。正気が盛んになれば、自ら邪気を除き穢れを払う」とある。華佗は白芷、佩蘭、丁香、檀香などを香袋に詰め、屋内に吊るして肺痨(肺結核)や嘔吐・下痢などの治療に用いた。孫思邈は「疫気を避け、人に感染させない」効果のある「羹囊」を製作し、その製法は「右の七味を粉末にし、蜜蝋で練って弾子大の丸薬とし、緋色の袋に入れて腕に結ぶ。男性は左腕、女性は右腕に。また家の四隅に吊るし、新月と満月の夜半に中庭で一丸を焼く」と記されている。李時珍は辰砂嚢を製作し、辰砂を袋に詰めて身体や髷の中につけ、不眠を治療した。『本草綱目拾遺』には曹府特製の蔵香方(香を秘蔵する方)が附載され、『理瀹骈文』にも辟瘟嚢(疫病を祓う袋)、七宝如意丹緋袋(七宝如意丹を収めた緋色の袋)、抗癆丸佩嚢(抗癆丸を収めた佩用袋)などが収録されている。
中药香囊源自中医外治疗法的衣冠疗法,一直有着芳香开窍、醒脾开胃、宁心安神的运用传统。《内病外治精要》川芎闻鼻散用来预防感冒:川芎、白芷、荆芥、薄荷、羌活、霍香、防风各9克,细辛、辛夷花、冰片各3克,雄黄1.5克;《古今中药外治真传》将玄参、当归、菖蒲、花椒、桂枝、薤白、冰片、三七等各适量,用来防治冠心病。《本草正义》载其可“辟秽恶,解时行疫气”,国医大师王琦曾向公众推荐香囊配方:藿香20克,艾叶10克,制苍术20克,菖蒲15克,草果10克,白芷12克,苏叶15克,贯众20克。周口市中医院康复中心选取道地药材、临方制剂四种纯中药香囊,如驱蚊虫避邪秽作用的香草荷包:木香10克、丁香10克、迭迭香10克、白芷20克、薄荷20克、艾叶20克;醒脾胃祛暑湿作用的香草兰包:佩兰20克、霍香20克、苍术20克、山奈10克、陈皮10克、丁香10克;宁心神助睡眠作用的香草蒲包:石菖蒲20克、熏衣草20克、佩兰20克、山奈儿20克、合欢花10克;芳香开窍解郁作用的香草香包:薰衣草20克、辛夷20克、迭迭香20克、月季花20克、玫瑰花20克。
《礼记》记载有“男女未冠笄者,衿缨皆佩容臭”的壮观,也有《满庭芳》“香囊高挂任氤氲”的神秘。中药香囊蕴藏着中华图腾、祈福纳祥的原始痕迹,渗透着阴阳平衡、脏腑平和的哲学观念。选择香草、中药组方、制作工艺要基于中医药基本理论指导下,因人而异,合理佩戴。要了解自身是否有过敏性疾病,有无诱发旧疾的因素存在等等。中药香囊一般在干燥处保存,不用时密封,注意防水防潮,药味减弱时可揉搓药包使香味再次散发出来,香味变淡后及时更换。
漢方香袋は中医外治療法の衣冠療法に由来し、芳香で気穴を開き、脾胃を目覚めさせ食欲を増進し、心を鎮め精神を安定させるという伝統的な用途がある。『内病外治精要』の川芎聞鼻散は風邪予防に用いられる:川芎、白芷、荊芥、薄荷、羌活、霍香、防風各9g、細辛、辛夷花、氷片各3g、 雄黄1.5g;『古今中薬外治真伝』では玄参、当帰、菖蒲、花椒、桂枝、薤白、氷片、三七などを適量配合し、冠状動脈性心疾患の予防・治療に用いる。『本草正義』には「穢れや悪気を払い、流行する疫病の気を解す」と記され、国医大師・王琦は一般向けに以下の香袋処方を推奨した:藿香20g、 艾葉10g、製蒼朮20g、菖蒲15g、草果10g、白芷12g、蘇葉15g、貫衆20g。周口市中医院リハビリセンターでは、道地薬材と臨方製剤を用いた四種類の純漢方香袋を選定。例えば蚊虫駆除・邪穢除け効果のある香草袋:木香10g、丁香10g、 ローズマリー10g、白芷20g、薄荷20g、艾葉20g;脾胃を醒まし暑気と湿気を除く作用のハーブ袋:佩蘭20g、藿香20g、蒼朮20g、山奈10g、陳皮10g、丁香10g; 心を鎮め睡眠を助ける香草蒲包:石菖蒲20g、ラベンダー20g、ペラン20g、山奈20g、合歓の花10g;芳香で気道を開き鬱を解く香草香包:ラベンダー20g、辛夷20g、ローズマリー20g、月季花20g、 バラの花20グラム。
『礼記』には「冠笄を戴かずして男女は、襟紐に容臭を佩く」という壮観な記述があり、『満庭芳』には「香囊高懸りて氤氲を任ずる」という神秘的な表現もある。漢方香囊には中華のトーテムや祈福納祥の原始的痕跡が宿り、陰陽平衡・臓腑平和の哲学観念が滲んでいる。香草の選択、漢方薬の配合、製作工程は、中医学の基本理論に基づき、個人に合わせて適切に着用することが重要です。自身にアレルギー疾患がないか、旧病を誘発する要因がないかなどを確認する必要があります。漢方香袋は通常、乾燥した場所で保管し、使用しない時は密封し、防水・防湿に注意してください。薬の香りが弱まった時は、薬包を揉むことで再び香りを放つことができます。香りが薄くなったら、速やかに交換してください。
短い動画にしたので
良ければご覧ください