以前も少し紹介しましたが…
季節を表現する言葉の話。
言葉にならないような風景を表現する…
その言葉の奥にある伝えたい思いが…
言葉の意味とは別に自分の中で広がる感じ…
以前紹介したのは
同じ山でも季節によって表情が変わる様子。
「春の山は笑っているよう…」でしたね。
「笑う」
皆さんはどんな「笑う」を想像されるのでしょうか。
ぜひ、自分の中のそういう感覚を育てて大切にしてほしいなと思います。
今回も参考までに載せます。
中国、北宋(ほくそう)後期の山水画家 郭煕(かくき)の≪郭煕画譜≫よりとられた、四季の山の季語
山水訓
真山水之雲氣四時不同:
春融冶,
夏蓊鬱,
秋疏薄,
冬黯淡。
畫見其大象而不爲斬刻之形,則雲氣之態度活矣。
真山水之烟嵐四時不同,
春山澹冶而如笑,
夏山蒼翠而如滴,
秋山明浄而如化粧,
冬山惨淡而如睡。
真の山水の雲気は四時違います:
春は融冶(なごやか)、夏は蓊鬱(うっそう)、秋は疏薄(うすく)、冬は黯淡(くらく)。
刻々と変化する形でなく、雲気の大きな様をつかめば活き活きとしてきます。
真の山水の烟嵐は四時違います:
春山は淡冶として笑っているかのよう,
夏山は蒼翠として滴るよう,
秋山は明浄として妝うよう,
冬山は惨淡として睡っているかのよう。